COVID-19流行下の日々を集団で記録する日誌

記録をつける

2020-05-06

永代通りと清澄通りの交差点には、今日も大阪・餃子の王将の看板。
そして店の前には1メートルほど間隔を開けた人が5.6人並んでいる。
密だよ君たち?
ちな最後尾は「出前館」のドライバーだった。お疲れちゃん。

そのまま永代通りを東に歩く。
1ブロック歩くたびにウーバーイーツか出前館のドライバーとすれ違う。
ウーバーイーツはコロナ以前から見かけていたが、出前館をこれほど見るのは初めてだ。勢力地図になんぞ変化があったのか。そういや4/30の「カンブリア宮殿」が特集組んでたっけ。おお、キナくさい。まぁ、どっちのドライバーも車に気をつけてね。

GWに入ると同時に閉店していた、カウンターとテーブル2,3席という、3密必須な設計の、地元のおじさんがごはんも食べて酒も飲む系の飲食店がそろって店を開けている。昨日は確かに閉まってたのに。なにかの心境変化かな。まぁ、GW開けても自粛が続くとなれば、すこしでも売り上げを取りに行きたいのだろう。

昼と夜が違う店になっている、去年から流行りだしたシェアキッチンのお店の前で、店主らしき人が客待ち顔で道行く人を眺めている。

もう少し歩くとファミマがあるはずなので、イーネットバンク使おうと思っていたら閉店中だった。今年のGWは都内のファミマとローソンの小店舗が、休みだったり時間短縮しているのを結構見かける。セブンは休んでるとこを見ないな。
暗い店内をガラス戸ごしに覗き込むと「マスクは一人一個まで」と書いてある張り紙の下にひえピタがずらり。コロナ禍を象徴する棚。

門前仲町は寺社の門前町なので、煎餅屋が多い。そのうちの1軒が売りに出した「アマビエ煎餅」は好評な様子。店番はおじいちゃんとおばあちゃんだけど、目端の利く二代目がいるのかな。レジ前で委託の手作りマスク扱ってるし。

焼き肉屋だろうがラーメン屋だろうがイタリアンだろうが、どこもかしこも「テイクアウト始めました」の張り紙が張ってある。飲食店からのSOSの悲鳴。見ていてつらい。

桜が咲くころには終わると思っていた。
新緑の季節を過ぎ、早めの梅雨の気配を感じているというのに、明るい兆しは見えてこない。