COVID-19流行下の日々を集団で記録する日誌

記録をつける

2020-07-01

7月になった。今日は曇り空だが今年の梅雨は短そうだ。スマホアプリの週間天気予報では来週から真夏の暑さを警告している。
TDLが再開し、今日も相変わらずの満員電車だった。
コロナウィルスの感染者は2ヶ月前の水準に戻っているが、警戒する声は実は少ない。社会全体が必死に現実から目を逸らそうとしているようにも見える。これ以上経済を停滞させては立ち直れなくなる。その念を国全体から感じる。この国はこれ以上こらえられない。老い衰えているのだ。
1日の感染者は今月中に緊急事態宣言時をはるかに超えるだろう。重症者や死者、後遺症に苦しむ人々も遅れて増えてくるだろう。
今年の夏は昨年より暑くなる。熱中症患者も増えるが、ウィルス患者と見分けがつかず、医療崩壊も起きるだろう。
しかし、テレビでは旅行キャンペーンの宣伝だらけになり、暑気払いの飲み会で夜の街は大繁盛。休日もあちこちで人が溢れかえるのだ。
助けてくれ!止めてくれ!
涙を流して恐怖に震えながら、引きつった笑顔で踊るのをやめられない大衆の声に耳を塞いで引き籠る為政者達の姿が浮かぶ。
そのような地獄絵図とならない事を心から願っている。