2020-05-06
普段では許されないような時間に目が覚める。こんな生活が当たり前になってしまった。普段は見ることのないようなワイドショーを見る。元知事の人が大きな声で、生き生きと政権叩きをやっていた。でも、それは政権を苛烈に批判するというよりは、みんなの不満を煽るような、そんな口ぶりだった。自分だって政治にたいして少なからず思うところはある。けれど、普段見ることのない彼らの口ぶりは、そういった現状に対しての提言などでも建設的な反論などでもなく、ただただ、観るものに不満を口にすることを強要させるような、不思議な言葉遣いだった。途端に、外に出るのが怖くなった。