2021-03-22
『紅夢』という映画があります。
1991年に公開された結構古い映画です。
中国の映画で原題は『大红灯笼高高挂』
雑に訳すと大きな赤い提灯を高く掲げる
英題もそのままで『Raise the Red Lantern』
この映画を紹介する前に、この『紅夢』という邦題はこの映画の雰囲気と内容を一言で表した素晴らしい邦題だと個人的に思います。
主人公は父親が亡くなったことで没落し第四婦人として富豪の家へと嫁ぐことになります。
その富豪の家にはしきたりがあり、主人公は初めはバカらしいと思いつつも、足打ちや、邸に漂う閉塞感によって、従わざるを得なくなり、婦人として、女同士の争いに巻き込まれていくというのが大まかな映画の内容となってます。
女同士の争いで明るい楽しい内容になるわけはなく、暗い内容の映画となってますので、コロナで気が滅入ってる時に見る映画ではないです。
でも映像とそれを引き立てる音楽がとにかく素晴らしく、特にめでたいとされる紅(あか)色が印象に残ります。
まあ見るにしても日本じゃVHSのみの発売でDVDさえも未発売となっており、サントラも国内未発売、マヂかよ
じゃあどうやって見るのかというと、良い事ではないんだけど、ググれば見れます。
権利どうなってるか知らないのだけど、こんな超大作な名作のDVDぐらい出せよなあと思います。
個人的な事だけど、この映画のサントラをオークションで買ったらよくみたらアレンジの方で、んんんんんんん!!!!!!!となりました。
でもアレンジもとても良かった、いや、やっぱつれえわ。