2021-05-09
一色登希彦の「日本沈没」(スピリッツで連載されていたやつ)を読んでいる。
日本が沈没する話なのは元の小説と同じだけど、舞台を現代にして最新の地質学や阪神大震災後の防災研究なども参考に生まれ変わっている。
津波の表現は東日本大震災前の作品だな~と思っちゃうけど面白い。
類似企画で「復活の日」も描いておいてほしかった。というかそういう話が出なかったわけはないと思う。
でも地震は人々に差し迫った危機感があるけど、パンデミックは新型コロナウイルスが出てくるまでイマイチ切迫感がなかったから実現しなかったのかもしれない。
「日本沈没」の日本政府には「シン・ゴジラ」みたいに有能な人しかいない(でないと話が進まない)。
現代版の「復活の日」でも同様だろう。今の政府の体たらくといい対比になったと思う。