COVID-19流行下の日々を集団で記録する日誌

記録をつける

2021-09-08

今から2日前のことだ。
どんよりと雲の立ち込める物憂げな午後だった。
自宅から10分ほど車を走らせ、ある古びた精神病院に行った。
入口には「ワクチン接種会場」と書かれた小さな看板。中からは、機械のように正確で妙に聞き取りやすい声が聞こえてくる。ワクチンや拒絶反応について、なにやら説明しているようだ。
受付を済ませると、
控え室で緊急連絡先と家族の名前を書いて待つように言われる。
待つこと数分…
ワクチンを打つ意思はあるかと再度確認され、頷くと、注射針を刺された。
15分間の経過観察の後、家に返された。

腕が痛い。手が上がらない。
今日はシャンプー出来るだろうか…。