COVID-19流行下の日々を集団で記録する日誌

記録をつける

2020-05-07

子どもの来ない学校で働いていると時が止まってしまったような気持ちになる。登校再開だから作らなきゃ、消毒はこう、熱は…時に批判され、何もわからない中でもなんとか作り上げた学校再開時の対応マニュアルは、もうその後何度も起こった対応変更の書類に埋もれてしまっている。いつからか上からどんでん返しの通知が来ても驚かなくなった。健康診断が始まらない。身体測定が始まらない。子どもたちがドアをノックして、せんせー、けがしちゃった、と来ない。毎日、対応変更でどうせ失われていくであろう書類を作り、ぼーっと帰る。給食が出ないので、家に帰ってからは社会人になって初めての自炊をしている。正直家が好きで疲れることは嫌いなので、いまの生活は充実している。しているが、時折外で子どもの姿をみると、心がおかしくなりそうになるのだ。