2020-05-07
先日は鶏肉にあたったせいで高熱と下痢に悩まされた。
尻の穴をロックダウンせざるをえなかったが、今となっては大した問題ではない。
こうして生き永らえていることを神に感謝せねばなるまい。
コロナ禍が収束したら、行きつけの居酒屋でイカ刺しを肴に生ビールを流し込みたいものだ。まあ、行きつけの居酒屋とビールを味わえる味覚、刺身が食えるようになればの話だがな。
そろそろ迎えが来たようだ。
管理人に放置された野良猫たちが、三密を避ける俺の周囲に群れている。一体どうしたというのだ。
しばらくの沈黙の後、俺は観念して缶詰を放り投げた。
安心しな。鯖は全て残っている。親分にも伝えるんだな。
俺はまた巣に戻る。
今にもオーバーシュートしそうな妻にトイレットペーパーを渡さねばならない。
生きていたら会おう。必ずな。