2020-05-07
ニホンザルは世界で最も北に生息するサルで、一部の群れは温泉に入ることでも知られている。
ニホンザルといえば、真っ赤な顔とお尻を思い浮かべるが、毛の下の皮膚は薄いピンク色である。
顔やお尻が赤く見えるのは、皮膚の表面近くに細い血管が張り巡らされて、血の色が透けて見えるからだ。
ニホンザルにとって赤い肌は、血流が良く元気な証拠。つまり、「生命力が強いサル」と見なされ、異性にモテるというわけだ。ニホンザル界でモテるのに、整った顔は必要ない。顔やお尻がどれだけ赤いかが大切だ。