COVID-19流行下の日々を集団で記録する日誌

記録をつける

2020-05-08

親とコロナの話をするといかに日本の権力層が腐敗していて、醜い利権争いをしているから社会が良い方向に進むのは不可能で、いつも最後に「もうこの国はどうしようもないんだよ」と袋小路に追い込んでくる。
嘆くのは勝手だが自分ではどうしようもないからって、私だったら下の世代に絶望感を植え付けようとする人間にはなりたくない。
今日も厚労省が利権目的でアビガンよりレムデシビルを優先させたという話を聞かされた。まるで厚労省全体が腐っていると言わんばかりの言い分に反感を抱いた。親と対話を重ね、最終的には主語の大きさが「厚労省の担当部門の一部の権力者」まで縮んだ。
私は笑いたくなった。「組織の一部の権力者が」なんて、そんなのコロナが起きる前から関係なく、いつもどこにでも当たり前に起きていることじゃないか。それがどうした。むしろそんなのいない方がおかしい。だから何だ。
毎日そんな「悪」を探し出しては虫眼鏡で拡大して腐敗した社会を嘆く。それは単純作業で簡単に得られる報酬に脳が喜んでいるだけのこと、条件付けと同じだとあの人は気づけない。
次はどうしたら社会が良い方向に進むのか意見を引っ張り出してみたいけど、しばらくそういう話はしたくない。