2024-10-16
転倒で思い出したけど以前勤めていた会社でグループ会社の労災事例の報告があった。内容は社員が何もない通路、廊下を歩いていた際に転倒して怪我をしたというもの。所属していた部署は若い人が多く、その報告を聞いたときほとんどの人が眉をひそめるような反応だった。「なんで?」とか「ありえへん」、「おかしい」というもの。
あまりにも動揺が激しいので管理職の人が慌ててフォローしていた。その方曰く「歳をとるとなにもないところでも躓いたりするんだよ。君たちは若いから変に思えるだろうけど、いずれ私達のような中年の気持ちが分かる日がくるよ」と言ってた。
自分も三十を超えて紙が上手く捲れなくなったり寝ても疲労があまり抜けてなかったりと、「ああ、あの時あの人が言っていたことはこういうことか」と感じることがだんだんでてきた。