COVID-19流行下の日々を集団で記録する日誌

記録をつける

2020-05-08

順調だった研究進捗を一刀両断するようにコロナ禍が襲った。
緊急事態宣言の折、本格的な立ち入り制限が来る前に、せめて進行中の実験の後始末を行おうと研究室に行ったら、████から「何で来たんだ?」と小言を言われた。
普段、少しでもサボろうものならネチネチと嫌味を言ってくるあいつからそんな言葉が出るのは、後にも先にもこれっきりだろうなと心の中で笑った。

自分を縛り付けていたものは、同時に厳格な自分を支えていた大きな柱でもあったのだろうなと今にして思う。
計算屋と違って、実験屋がテレワークで出来る事なんて一つもない。
だから、この一か月は起きて食って寝るだけの日々だった。精神はすっかり腐りきり、あれだけあった████への熱意も今はどこへやら。
もうすぐ立ち入り制限は解除されるが、こんな状態であの多忙だった日々に戻れるのだろうか?何故だか自粛明け一発目のプレゼンに自分が指名されているのも憂鬱だ。

全て投げ出してしまうというのも一つの道だが(あるいはそれを合法的に行える最後のチャンスかも知れないと内心思ってもいるが)、決して少なくはない、これまで積み上げてきたものを全て捨てるというのも惜しい。元より思い切りのない性格の自分が、そんなこと出来るはずもないが。

ボヤいても来週からはまた████████を弄りまわす研究が始まる。プレゼンの資料は土日に回すとして、今日は引き締める気を作る所から始めようと思う。